USシマノ TRAN-X の能力はいかに・・・

 



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先日のトカラ・ショアGT遠征での出来事・・・



TRAN-X(以後トランクス)に組み合わせるロッドは、スミス・オフショアスティックWRC-92Cを

ベイトモデルに改造したもの。



ラインシステムに関しては、メインラインはPE8号200m。 

それからスペーサーPE15号を3ヒロ。 この場合のスペーサーは、キャスト時のガイド絡みを

制御するものではなく、落としダモ使用の際に、ロープと絡まった時の強度保持や、多少なりの

根ズレ効果を期待したものである。

この場合、スペーサーPEはメインラインと同様、スプールに巻き込まれることになる。

そしてスペーサーPEの先に、SSアシスト30号を、レベルワインダーに巻き込まない程度接続し、

その先にナイロンリーダー60号を約50センチ程接続。SSアシスト30号とナイロンリーダーを足して

約2ヒロ弱といった長さになる。



キャストの際、スプールに巻き込んでいるスペーサーPE15号が初速で抜け、次にPE8号が追いかける

といった具合になるが、ラインの太さの差からくるスプール回転数の差により、多少ラインが膨れる感じ

はあるが、バックラッシュを誘発するほどでもない。この場合のキャスト・スイングスピードは、スピニング

の場合同様、かなりのスピードで振りぬいている。




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ブレーキシステムは遠心のSVSが6発。

現在はSVSを3発開放、メカニカルブレーキを少々掛け、SVSブレーキドラム内にグリースをたっぷり

入れた状態でフルスイング~ほぼノーサミングで、けっこうな飛距離が出てます。

投げるルアーのウエイトにより、メカニカルを多少調整する程度で、ほぼこのままのセットアップでOKです。

だいたいヒラマサで80~100g弱、GTで120~140g、時に150g等を投げてますが、全然飛びます(笑)




そして遠征3日目、いよいよトランクスでGTを掛けることになる。

設定していたドラグ値は、定かではないが推定9~10キロ。

運よくGTがヒットしたのは目前15メートル程の位置であった・・・が・・・

ヒットと同時に初速を付け加速したGTは、そうは簡単には止まってくれない。

4~50メートル走られた時に、ドラグをフルまで上げ、スプールにプレッシャーを与えても、止まる気配

さえ感じられない。結局は何もさせてもらえないまま、根ズレにてPE15号部分からラインブレイク・・・。

ちょっと・・・手始めにしてはヒットしてくれたサイズが悪かったようで、前日のソルティガ6000のフルドラグ

でも止まらなかった奴の仲間だったようだ(泣)



そして遠征から帰って、トランクス購入後に初となる分解整備をしてみた。

あれだけドラグを掛けた状態で、あれだけの距離を走られていたこともあって、ドラグ機構のダメージが

どれくらいのものかを知っておく為にも、この分解は意義のあるものだった。



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ギヤボックス側を開いてみて驚いた。

想像していたものとは全く違うドラグワッシャーの大きさ。

直径で40mmくらいはあろうか、スピニングのそれとは比べようもなく大きい。

そしてさらに分解・・・



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メインギヤの裏側にも一枚のドラグワッシャー。

そしてまた驚いたことに・・・



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逆転防止の機械式ストッパーが2機搭載されていた。

ローラーベアリング式のインフィニット逆転防止機構はボディへの打ち込みである。



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インフィニット機構、機械式機構を合わせると、なんと3システム制御ということになる。

いや~!すごい。。。。USシマノは意地でも逆転させたくないようだ(爆)



次はドラグを分解。



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ステンレス製のプレッシャープレート3枚に、直径40mm程のカーボンワッシャー3枚。

さらにメインギヤ裏側に1枚、カーボンワッシャーが入る構造。

これほど高性能な内部構造を持つということを・・・俺は初めから知っておくべきだった。



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メインフレームは一体型でクリアランスも高精度。

パワーの必要な主要部品は当然金属製となっている。

スプールを保持するベアリングは4点支持。ベアリング自体は小型ながらも、メーカー公表値である

最大ドラグ値の11.3キロに対しても充分耐えうる構造に思える。実際にフルドラグを掛けてラインを

引き出してみようとしても、ほぼロック状態であるかのごとく強力なドラグである。

実際に、そのような状況下でラインを引きずり出され続けた先日のファイトであったが、その後の

キャストフィールについても、ファイト前と比べても一切の変化が無かったのは、ベアリングの精度や

配置・支持等の設計レベルが適当なものだったからであろうと推測される。



次にいろんな意見の飛び交う「レベルワインダー」について。



これが付いていて不便なことは・・・というと。

ロングリーダーやSSアシストなどをスプールに巻き込んだ状態からのキャスティングには不向き。

高負荷時のレベルワインダーの故障等。



そしてこれが付いていて便利なことは・・・。

均一したスプールワインディングで、ラインの食い込み切れ等が起こりにくい。

均一したスプールワインディングにより、キャスト時のスプール回転スピードを理想的に制御。

早いルアーアクションでも均一したスプールワインディングが保障されている。

そう!何といってもミソは・・・均一したスプールワインディングという点にあります。


上記の、高負荷時のレベルワインダーの故障等・・・については、先日の超高負荷ファイトでも証明された

とおり、故障は一切起こりませんでした。実は現場にいた皆さんは、俺のトランクスのレベルワインダー

が吹っ飛ぶところを見たかったようですがねぇ~(笑)

ま、この点はさすがシマノ。公表ドラグ値ではレベルワインダーが吹っ飛ばないように作られていました。



そしてロングリーダーやSSアシストを巻き込んでのキャストについてですが、これはもう諦める以外は

なさそうです。

実際のところ、ヒラマサにおいては、ロングリーダーそのものの使用が無くなったことと、SSアシストを

使用する場合でも、根ズレの位置関係から、そんなにロングで入れることもないので、必要充分の

長さが確保できているということもあり、スプールに巻き込む必要性を感じないというのが本音です。

それで切られたとしても・・・あ~!残念!!で済ませるつもりですから(笑)


ただ、GTについては別な話で、SSアシストをロングで入れられないというのは、ちょっと不利かも。。。

とはいえ、今回分解したことで、トランクスに対しての信頼感は今まで以上に大きなものになったので、

次回のチャレンジは強気で行けそうです(笑)

ま、頼むからあんまりデカイの掛からんでくれ!みたいな。

そんなこと言ってますけど、実は最終日にお手ごろなサイズを掛けたんですけど・・・

モロに人為的ミス(個人的な)でポロリしてしまいまして・・・(泣)・・・ていうか超悔しいっす!

ま、現時点の予想としては、30キロのGTなら余裕あり!と見てますが・・・さて、その真意は如何に!!!



いまんとこ来年に持ち越しですね^^



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USシマノ トランクス500HG

こりゃ~ポテンシャル高いかもですよ~。

ちなみにローギヤのやつもあるよ。

GTならローギヤをお勧めしますwww
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by namari-ag | 2013-06-25 22:11 | 海の釣り
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